一年に一度の・・
2011年 11月 06日
いつもこの時期には主人のお友達の田んぼで藁を頂いています。
昨日 稲こきをされた後 いきなりの雨 ・・ せっかくの藁が濡れてしまってました(^_^;)
稲こきとは・・脱穀の事です(^-^)
稲藁と米を離す作業です。この作業が済んで 次に臼ひきが行われます。
臼ひきとは、もみ殻と玄米を離す工程です。これが済んでやっと玄米になります。
今では見かける事も少なくなり 本当はこの作業が有るおかげで美味しい天日干しの
お米が頂けるのですが 昨今は大概 刈り入れ(この時点で脱穀は済んでる)→米を機械乾燥
→臼ひきです。
だから、我が家もそうですが 二つの工程が飛んでるのですよ。
翌日にはお米(玄米)になって戻ってきます。
しかし、昔は全て手作業でこの作業を行い 美味しいみずみずしい新米を頂けました。
やっぱり機械乾燥では少し水分が飛んでしまっていますのであまり水加減を控えなくても良いのです。
乾いていそうな藁をソクリ(藁を束ねることを・・)らせて頂きました。
使い道は、無花果の為に使用させて頂きます(^-^)
自然に恵まれた空気の良いところです。 今日は、このようなお天気でいつ降り出しても
よさそうな空模様・・(~_~;)
正直、雨が降るか? ソクリ 終わるのが先か? 競争のように・・^_^;
普段、しなれて無いので疲れます。(^_^;)
田んぼの中に軽トラを入れてしまうと 車が練り込んでしまうので・・
ソクッたのを一生懸命に運んでいたのは主人だけど・・(笑)
私もソクってはいましたが・・(^^ゞ
この畑の持主は、主人の友達のお父様です。
私がその方を見かけるようになったのは 3年ほど前からです。
3年前には お元気そうで鍬づかいされていたので 90歳すぎなのにお元気やなぁって・・
昨年、歩いてはおられましたが 鍬使いなどはされてなく・・弱ってきてるのでもう出来なくなったと
お聞きしていました。
そして、今日 その事も頭にあり お元気そうなお顔みれたら良いなって思っていたんですが
息子さん曰く 寝たっきりになっておられる様子で・・
一年に一度しか お見かけしないけど やっぱりお元気そうな姿を見せてもらうのは
うれしいものです。
帰り際に そのお宅の横を通ると 車いすに乗られて押して頂き歩いておられました。
やっぱり一年の間っていろんな事が有るんだと介護のお仕事させて頂いていて
よう分ってるんだけど改めて実感です。(-_-;)
いや、私たちにも言えることですがね・・
天日干しもしなくなり・・・これだけでも手間が省けて・・・。その分、新米の味は・・・落ちているはずなんだが・・・。慣れてしまうとその差は判らず・・・。
TPP加入・・・もめていますね。どうなるのでしょうね。その前に、もっと情報が・・・欲しいですね。
本当に農業の在り方が変わってきましたね。
昔から何処のお宅にも有っただて足やカクといった農作業に
必要な道具が年々に何処のお宅からも無くなって来ています。
ほんまにその通りです。昔、実家でも天日干しでしたので
本当の新米の味を知っています。水加減を減らして仕掛けて
炊きたてのお米は、ツヤツヤで甘いんですよ。(^-^)
なので年々に品種改良でその差をうめているような気がします。
TPPですが 本当にそうですよね。これから先 どうなるのでしょうか?